【赤嶺さんの合格体験談】
私がアートワイヤーに入ったのは高校3年生の6月頃でした。美大に行きたいと考え始めたのが高校2年生の後半からだったため、もしかしたら今から始めるのは遅いのかもしれないと考えていました。しかし、こうして無事に志望校に合格することができて本当に嬉しいです。受講数を少しづつ増やしていき、共通テスト以降は毎日教室に通っていたため、その努力が報われたなと感じています。
美大受験では学科試験と実技試験の両方があるため、どちらかを極めるか、どちらもバランスよく勉強していくかを考えなければなりません。私はそれまで高校の勉強を怠けていたため、実技でなるべく点数を取ろうと考えました。
しかし実技が試験本番で思うようにできないかもしれないと思い、受験が近づくにつれ不安も大きくなってきたため、共通テスト前には学科試験の勉強も一生懸命頑張りました。
私は多摩美術大学と武蔵野美術大学のデザイン学科を合計７学科を受験しました。受験ではそれぞれの学科ごとに出題される問題が異なるため、自分の苦手な分野や得意な分野を把握し、それぞれの学科ごとの対策を練るのが大変でした。さらに私は平面構成がとても苦手という問題があり、受験直前になってもそれが解消されず、とても不安な気持ちで受験することになりました。
しかし、結果は見事ほとんど合格となり、本当に嬉しかったです。受験に対する不安はずっとありましたが、友人や先生の励ましや指導があって、ここまで来ることができました。
今、大学受験という大きな山を超え、東京でのひとり暮らし、そして憧れの美大での大学生活を送っています。受験生になるまでは、将来の事や自分自身の事、自分のやりたい事や目標が何も見つかりませんでした。しかし、美大受験を経て、自分の中の世界が広がったと思います。まさか自分が美大に行く事になるとは中学までは夢にも思わなかったのですが、これからは視野をもっと広げて、色々なことに挑戦したいです。
